『極限情態 -engagement-』 深川緑さん インタビュー

ローレンス・マードック 役 深川緑さん 

ご注意
本インタビューには、ネタバレが含まれております。ご注意ください!

収録を終えての感想をお聞かせください。

序盤が重たいお話だったので、少し難しいお話かな、と思っていました。
ローレンスがとてもやさしい子で、私には中々ないキャラクターでした。
ただただ、変態にならないよう目指して演じました。(笑)

アーチボルドがすごくいい奴でしたね。
いい奴ほど先に死んでしまうというジンクスはこういうところから来るのかと思い…(笑)
死んでる人には勝てないですよね、想いって、やっぱり…。
作中には、2人で思いを背負って前に進んでいこうという話し合いがあり、それはとても幸せだと思いますし、2人がアーチボルドのことも忘れることないので。
彼にとっても、戦争で死ぬということはあんまりよくない事ではありますけれども、亡くなっても、ずっと想ってもらえるというのは幸せなことですよね。

この作品を読んで一度でいいから一目ぼれをしてみたいと思いました。
こんなにも恋に落ちるのかっていう瞬間も見てみたいです(笑)

少女漫画が好きでよく読んでいるのですが、こんなに人って好きになるのかなっと思うことがあったので…。
でも、実際に一目ぼれして結婚したという話も聞くので、一度はそういう体験をしてみたいなと思った次第です(笑)

本作は『極限状態』をテーマとしていますが、深川緑さん自身「これは極限状態だ!」と感じたこと、体験をされたことはありますか?

少し下の話になって申し訳ないのですが…トイレがどうしても…。
中々極限になるということはないのですが、こういったお仕事をしてると、スタジオの中で待機して、その合間合間を見つけてお手洗い行くのですが、緊張して外に出られないなと思うときがあります(笑)

あとは映画館で映画を観ている時とか!
以前、某ミュージカルの映画版を観に行った時に、終わるまでずっと我慢していたんです…。
4人席の壁側に座ってしまって、通路側に座っていた方がミュージカルのファンの方で、前を通ることが申し訳なくなってしまったんです。
通路に飛び降りてお手洗いに行こうかなとか色々考えてたんですが…(笑)
でも3時間ぎりぎり耐えました!
終わった後の移動がすり足でした(笑)あぁ、もうこれギリギリだなと…。
そんな極限状態しか味わったことないですね…笑

――大事にならなくてよかったですね……。

お手洗いのことで頭いっぱいで、最初の1時間しか映画を観ていないんです。
実際のミュージカルの中入りの場所を知っているんで、「あ!良かった休憩だ」って、思わず気を緩めちゃったのがもう地獄への始まりですよね。映画なので休憩はなくて……。
いや、本当にもう下の話ばかりで申し訳ないですけど(笑)

あとは、よく脱水症状を起こすくらいですかね。
飲み物を飲むのを忘れるんです。
朝起きた時に立ち眩みがすごいあったり…。
なんで立ち眩んでるんだろうな、お腹減ってるからかな、と思ってパンを食べたりしても
やっぱり治らなくって、なんでだろうなって20分くらい考えて「あ!水分とってない」って思い出して水を飲んで休んだら元に戻るんです。
身体を労わらないとダメだなぁと感じますね。

最後に視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

今回、戦争が主な舞台背景となって、大切な人を失ったり、辛いものを背負いつつ前に進んでいくお話です。
ただの悲しい物語ではなく、幸せな物語なんだよ、という事を皆さんの胸に刻んでいただいて、何度でもこの作品を聞いて幸せな気持ちになって頂けたらと思っております。
何卒宜しくお願い致します。

商品詳細

店舗特典付きでのご購入はこちら

オリジナルシチュエーションミニドラマCD(ダミーヘッドマイク使用)
「前夜に誓う未来」
大切な日を明日に控えたあなたは、ローレンスとともに「秘密の部屋」で愛を確かめ合いながら夜を過ごす。つらい過去について話していると、あなたは彼からある手紙を見せられる。手紙の送り主と、そこに書かれていた一言によって、二人の胸にあったわだかまりが消え、優しくあたたかい気持ちで当日を迎えられる。

オリジナルシチュエーションミニドラマCD(ダミーヘッドマイク使用)
「乗り越えた先の愛」
復員したローレンスとともに生きることを決めたあなた。再会から数日後、彼の口から二人の間に立ちはだかる障害について告げられる。「自分の力で解決するから信じて待っていてほしい」と言われ、頷くあなた。そして、しばらく経ったある日、目の前に現れたローレンスの姿を見てあなたは驚くが、深い愛情を感じ、熱く触れ合う。

オリジナルシチュエーションミニドラマCD(ダミーヘッドマイク使用)
「あなたは運命の人」
ローレンスとともに人生を歩み始めたあなたは、領地の管理見習いや社交など、慣れないことに悪戦苦闘する彼を支えながら、幸せな生活を送っていた。触れ合い、情熱的に愛し合う中で、彼はこれまでに気づいた「あること」をあなたに話す。そして、ずっと先の未来についても語り始める――。