(1)BLドラマCD「こころ -わたしの恋-」の収録を終えての感想をお願いします。
私役 土岐隼一さん
『こころ』の新しい解釈をとても素敵に表現できたかなと思います!
先生役 高橋英則さん
物語を追う毎に現在と過去を行き来する当人達の心情が読み解かれていき、どんどん引き込まれていきました。
静(静馬)役 江口拓也さん
あの「こころ」をBLで表現する機会をいただけるとは、、、!
斬新で楽しかったです。
K(啓介)役 濱野大輝さん
K役を演じました、濱野大輝です。
収録では作品自体の哀愁と葛藤の雰囲気を感じながら、素晴らしい共演者の皆様と共演させて頂くことができました。
物語にスッと入り込める、素敵な時間でした。
(2)今回演じられたキャラクターの魅力や共感できる部分を教えてください。
私役 土岐隼一さん
演じさせて貰った『私』は、いろんな年上の人からの影響を受けています。そこは僕も共感していました。
剣道、部活、このお仕事でも、先達の皆さまに教えていただく機会が凄く多かったので!!
先生役 高橋英則さん
先生は純粋がゆえに一人で抱え込み、人を寄せ付けない性格ではあるものの、その純粋さに周囲の人々は多大な影響を受けていると思います。
海の近くで生まれ育ったので、先生と同じく海が好きです。
静(静馬)役 江口拓也さん
うーん、難しいですね笑
でも、彼の不思議な魅力に吸い寄せられる、というのは、現実世界でもそういう人はいらっしゃると思うので、魅力的なんだなとは思います笑
危険ですが!魅力的です。
K(啓介)役 濱野大輝さん
Kを演じるうえで気をつけたのは、未熟な若者としての精神的な揺らぎを感じることです。
現実と感情に押しつぶされそうになりながらも恋と友情、そして理想に生きようとする若者らしい男性であるように心掛けました。
最終的な彼の決断には共感できません。
しかし、不安や不満、悲しみ、憤りは誰もが持つものなのでシンパシーを感じる点は多かったです。
(3)本作は夏目漱石の後期三部作の一つで『恋は罪悪』というフレーズが非常に印象的な作品です。
みなさんがこれまでに聞いた(出会った)印象に残る言葉と、それにまつわるエピソードを教えてください。
私役 土岐隼一さん
『悠々と急げ』
中学校の恩師の言葉です。
弛まずに、何かを考えるものであれ。しかし焦ってはいけない。
余裕を持って急ぐ。
出来ているかどうかは分かりませんが、今でも心掛けている言葉です。
先生役 高橋英則さん
『人は自分を映す鏡である』
記憶は曖昧ですが、学生時代に恩師から教えていただいた言葉です。
静(静馬)役 江口拓也さん
「何かを得れば、何かを失う」
等価交換という言葉がとても好きで、常にその精神で生きています。
人生の真理だな、と。
K(啓介)役 濱野大輝さん
ローリングストーンズの歌「無常の世界」で”You can’t always get what you want. But if you try sometimes, you might find you’ll get what you need”という歌詞があります。
よく物事が上手くいかないように感じるときにこのフレーズを思い出します。
まあなんとかなる。なんとかなるまで立ち向かおうという気になります。笑
(4)ファンのみなさんへのメッセージをお願いいたします。
私役 土岐隼一さん
『こころ』の本質的な在り方を踏襲しつつ、こんなにも変わるのかと思った内容になっています。
僕は「私」という立場で、この世界に振り回される立ち位置だったからこそ、変化を大いに感じれたのかなと思います。
是非、俯瞰で作品を見た後に、「私」という立場でも、この作品を感じて頂きたいなと思います!
よろしくお願いいたします!!
先生役 高橋英則さん
この物語は読み進むにつれ色んな感情が溢れてきた作品でした。
各登場人物の心情にどこか一つでも共感できるところがあると思います。
歴史的にも有名であるこの原作の新たな世界観を、皆様にも楽しんで頂けますように。
ありがとうございました。
静(静馬)役 江口拓也さん
今回、まさかの夏目漱石さんの作品をBL解釈という事でしたが、自分の演じる役的にも、大変心動かされまして。
実際に涙を流しながら演じました。
とにかくパワーのある作品だなと。
楽しんでいただけたら幸いです。
K(啓介)役 濱野大輝さん
「こころ〜わたしの恋〜」を楽しみにしてくださっている皆様。または、既に聴いてくださった皆様、ありがとうございます。
人間の様々な感情が情緒的に描写されるドラマCDになっていると思います。
たくさん聴いて、登場人物たちの感情の波に乗っていただければと思います。
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