ドラマCD「馬鹿とハサミ２」キャストインタビュー

前回のドラマCD同様、掛け合いを楽しくすることができました。キャラクターの骨子はしっかりできていたので、そこに前回からの変化を持たせつつ演じられたと思います。

今回で二度目になる収録とキャストの皆様との再会に感謝です。今回から新キャストとして誠役の外崎さんも加わりパワーアップした収録現場になりました。

共感できることはあまりないのですが、誰かに寄りかかりたいという時があるというのは理解できますね。庇護欲をそそるというか、そこに愛嬌が乗るのは彼ならではの武器ではないかなと思います。愛されることに慣れる、というのはなかなか得難いことだと思いますし。

筋間は自分勝手な行動に際立つこともありますが、相手のことを思いやり、興味や関心がある人物だと思います。自分がしてあげたい事と喜んで貰える事が比例することにたけている、そんなところが魅力です。共感できるところは、お酒を飲みながら周りを気にせずに映画が観たいというところです。

各キャラクターの気持ちの変化はしっかり描かれておりますので、言葉の間や余白、語らないところをしっかり受け取っていただければ、より楽しめると思います。原作の表情と合わせてお楽しみいただければ！

聴きどころは、一作目と比べて陽介に対してどのくらい距離が縮まっているのかというところです。そして注目ポイントですが「しつけ」というセリフが出てくるシーンは筋間さんのキャラクターが協調される場面だと思います。

お世話になっております、石谷春貴です。
愛されるまでの過程、というのをしっかりと描いている本作、些細な言葉で読み取れる絆され具合を楽しんでいただけると思います。収録現場の雰囲気もよく、楽しくお芝居できたので、作品ならではの空気感も受け取ってもらえれば幸いです。

皆様にまた聴いて頂ける機会を頂けたことに感謝です。続編での印象は二人の関係性が前作より縮まった反面、衝突する場面の心の揺らぎがとても重みを感じたところです。
そういう時こそお互いの気持ちを伝えあい、二人のように素直に受け止められたら特典のようなエピソードに繋がるのだと思います。続編から聴き始めた方でも、一作目と比べて二人の成長が比べられ違う楽しみ方も得られと思いますので是非聴き比べを。最後になりますが、一作目から聴いて頂いた方も満足して頂けるように祈っております。ありがとうございました。